Google Colabで画風変換を実行してみる
はじめに
こんにちは、がんがんです。前回の記事で画風変換を試してみました。
gangannikki.hatenadiary.jp
今回の記事では、Google Colab上で画風変換を試してみた際の備忘録です。
変更点
1. VGG16のプログラムを変更
参考のプログラムではKerasのバージョンが1系を使用されているようで、実験で使うPC、Google Colab上のKerasはともに2系です。
そのため、1系から2系への変更点について修復しました。
before
input_shape = _obtain_input_shape(input_shape, default_size=224, min_size=48, data_format=K.image_data_format(), include_top=include_top)
after
input_shape = _obtain_input_shape(input_shape, default_size=224, min_size=48, data_format=K.image_data_format(), require_flatten=include_top)
実験結果
サンプルの実行は前回の記事を参照ください。
gangannikki.hatenadiary.jp
今回はこちらの画像をスタイルとして使ってみます。
手書き画像
次は自分で書いた絵に反映するか試してみます。
自分で書いた絵はこんな感じです。
こういうのしか書けないので、デザインについては許してください。
反映結果はこんな感じです。
コード
コードは以下に貼っておきます。
https://colab.research.google.com/drive/15DSJta4TyGtUN7tqh04a40jYM9Sm_L-R
まとめ
今回の結果から、画風変換とはデザインの色や特徴を反映させるというものであることが分かります。
そのため、色調がない手書き画像には反映できなかったのではと思います。
どんな風に変化するのか気になったのでまずはサンプルを動かしてみましたが、
楽しかったです。
水墨画だったり、自分が描いた絵の画風も変更できるのかどうか試してみたいです。