【ラズパイ】RaspbianのバージョンをStretchからBusterに更新してみる

はじめに

こんにちは、がんがんです。
昨日の記事ではUbuntu 20.04の環境にDocker + docker-compose + GPUの環境をセットアップしていきました。
gangannikki.hatenadiary.jp


今度はラズパイ上にDocker環境をセットアップしていきます。
今回の記事では、Dockerセットアップの準備としてRaspbianのバージョンをStretchからBusterに更新していきます。

目的

  • RaspbianのバージョンをStretchからBusterにバージョンアップさせる

参考記事

公式ドキュメントではStretchへのバージョンアップを書かれていますが、基本的にはドキュメントの通りに勧めていけば大丈夫でした。
www.raspberrypi.org

jack-s.com

パッケージの更新

まずはパッケージの更新を行っておきます。

$  sudo apt update && sudo apt full-upgrade -y && sudo apt autoremove -y
$  sudo apt clean  #  いらないものは消しておきます

ファルの修正およびアップグレード

次に、下記ファイルを修正してきます。stretchの部分をbusterに変更します。

- /etc/apt/sources.list
- /etc/apt/sources.list.d/raspi.list


修正が完了したらアップグレードします。

$  sudo apt update && sudo apt dist-upgrade -y && sudo apt autoremove
$  sudo apt autoclean


アップグレードが完了するまでには、だいぶ時間がかかるのでYoutubeでも見ながら気長に待ってるのが良きです(待機中にこの記事を書いてました)。


完了後、バージョンの確認をして問題なければ終了です。

$  lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID:	Raspbian
Description:	Raspbian GNU/Linux 10 (buster)
Release:	10
Codename:	buster

おわりに

今回はRaspbianのバージョンを更新するまでの手順について備忘録をまとめました。
ラズパイはWindows Update的なものがないので、放置してるとパッケージの更新が非常に面倒ですね。今後は適度に更新したいです。


次回の記事では、ラズパイ環境にDockerを導入していこうと思います。