【Raspberry Pi ゼロワンシリーズ】Raspberry Piの拡張基板である赤外線リモコンについて試してみました

はじめに

こんにちは、がんがんです。
現在インターンにて東京に滞在しており、せっかくなので秋月や千石、マルツに行ってきました。
前回の記事ではApple Piについて扱いました。今回は赤外線リモコンの方を扱っていきます。

前回の記事はこちらです。
gangannikki.hatenadiary.jp

目的

  • ゼロワンシリーズ「赤外線リモコン」を試してみる

きっかけ

前述したとおり、現在インターン中です。せっかく秋月や千石でパーツを見ても実験環境が整っていません。はんだごてや実験用のブレッドボードなどを購入することも考えましたが、ブレッドボードなどは家に帰ればあるためもったいないコストです。


問題点としては下記の2つでした。
1. 赤外線に関する実験をしたい(ラズパイはあるから)
2. なるべくホテルでも出来るようにはんだ付けなどはしない方向がベスト


この問題を上手くカバーできるものはないかなと思い、物色していると千石電商にてゼロワンシリーズに出会いました。これならばホテルでも実験しやすいということで裏面の詳細をじっくり吟味したうえで購入を決めました。

環境

本来はRaspberry Pi Zero用ということでSWはどちらも使えません(ピンヘッダを少しいじればできなくもないがめんどくさい)

  • Raspberry Pi 3 Model B+
  • ゼロワンシリーズ「赤外線リモコン 拡張基板」

ビットトレードワン ADRSZIRS ゼロワン 赤外線リモコン拡張基板

ラズパイ3に載せた感じはこんな感じです。明らかに足りてない感…笑
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参考

赤外線リモコンは自作されている人が多く、Qiitaで「ゼロワン」と検索しても遭遇できませんでした。
Googleさんで検索すると商品詳細か仮面ライダーが出てきますね。

  • 本家の紹介ページ

bit-trade-one.co.jp

github.com

実験

サンプルをwgetする

全体を直接git cloneしてもよかったですが、必要なのは赤外線リモコンのサンプルのみだったのでwgetしました。
ファイルのwgetこちらの質問に回答されていますので詳しくはそちらをどうぞ。

$ wget https://raw.githubusercontent.com/bit-trade-one/RasPi-Zero-One-Series/master/3rd/ADRSZIRS_IR_Sender/3_2adrszIRS-sample.py

赤外線の受信を行ってみる

読み込みはrの引数を与えてやれば大丈夫です。コードを実行すると読み取った赤外線のコードがprint()で出力されます。想像よりも長いですね。

#  python3環境
$ python3 3_2adrszIRS-sample.py r

赤外線の送信を行ってみる

書き込みはwの引数を与えてやれば大丈夫です。書き込みの場合は送信したい赤外線のコードも一緒に引数にする必要があります。コマンドは以下の通りです。

#  python3環境
$ python3 3_2adrszIRS-sample.py w <赤外線のコード>

おわりに

今回はゼロワンシリーズの赤外線リモコンを試してみました。自宅のチャンネルを使ってコツコツと赤外線コードを取得し、IoT制御できるように頑張っていきます。
赤外線コードについては本家さんがコード表を公開されているので対応するものがあればどんどん活用して楽していこうと思います。

bit-trade-one.co.jp